※本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。
「AIで作った画像って、ブログやSNSに載せて大丈夫なの?」——AI画像を使い始めたころの私が、いちばん不安だったのがこの権利まわりの話です。
結論から言うと、押さえるべきポイントは4つです。①他人の作品やキャラクターをAIに入力しない、②商用利用の可否は各サービスの規約で確認する、③透かし(SynthIDなど)を消さない、④できれば「自作オリジナルキャラ」を育てて運用する。この4つを守れば、過度に怖がる必要はない——というのが、ロゴもマスコットも挿絵もすべてAI内製で運営している当ブログの実感です。
この記事では、AI初心者の方に向けて「ブログ・SNSでAI画像を使う前に知っておきたい権利の基礎知識」を、当ブログの実践例と合わせて整理します。
先に大事なお断りです。本記事は弁護士監修ではなく、公開されている情報を私なりにまとめた一般的な解説です。AIと著作権はまだ議論が続いている分野で、法解釈には幅があります。重要な判断が必要な場面では、必ず弁護士など専門家にご確認ください。また、各サービスの規約に関する記述は2026年7月時点の情報です。

そもそもAI画像に著作権は発生するの?
日本の著作権法では、著作物は「思想又は感情を創作的に表現したもの」と定義されています。ポイントは、これが「人間の創作」を前提としている点です。
このため、プロンプトを入れてAIが自動的に生成しただけの画像には、著作権が発生しない場合があるとされています。文化庁が公開しているAIと著作権に関する資料でも、人間の「創作的寄与(きよ)」——つまり人がどれだけ創作に関わったか——の程度によって判断が分かれる、という整理が示されているとのことです。
つまり、AI画像は「完全に自分の著作物」と言い切れない一方で、「誰のものでもないから何をしてもいい」わけでもありません。このグレーさを前提に、実務では次の4つのチェックポイントを押さえておくのが現実的だと私は考えています。
使う前に押さえたいチェックポイント4つ
①他人の作品・キャラクターをAIに入力しない
いちばんやってはいけないのが、他人のイラストや写真、既存のアニメ・ゲームのキャラクター画像をAIに読み込ませて「これ風に描いて」と指示することです。生成された画像が元の作品に似てしまった場合、著作権侵害にあたる可能性があるとされています。
画像を添付しなくても、「有名キャラの〇〇風で」と文字で指示するのも同じ理由でリスクがあります。AIに入力してはいけない情報についてはAIに入れてはいけない情報のまとめ記事でも詳しく書いているので、あわせて読んでみてください。
②商用利用の可否は各サービスの規約で確認する
「うちは個人ブログだから商用じゃないはず」と思いがちですが、アフィリエイト広告を貼った記事や収益化しているSNSアカウントでAI画像を使うのは、商用利用にあたる可能性が高いと考えておくのが安全です。自分が使っている生成サービスの利用規約で、商用利用の扱いを一度確認しておきましょう。主要サービスの状況は次の章でまとめます。
③透かし(SynthIDなど)を消さない
Geminiで生成した画像には、目には見えない電子透かし「SynthID」が埋め込まれているとされています。私も、うちのマスコットをNano Bananaでフィギュア化した実録記事を書いたときに、この仕組みを知りました。
こうした透かしは「AIで作られた画像である」ことを判別できるようにするための仕組みです。意図的に除去・改変する行為は規約違反になり得るとされているうえ、「AI製であることを隠そうとした」と受け取られれば読者からの信頼も失います。消さずにそのまま使うのが基本です。
④生成物が既存の作品に似ていないか確認する
自分では何も参照していなくても、生成された画像が偶然、既存のキャラクターや作品に似てしまうことがあります。似ていると知りながら公開すると問題になる場合があるとされているので、公開前にGoogleの画像検索などで「似たものがないか」を軽く確認する習慣をおすすめします。ひと手間ですが、安心料としては安いものです。
ChatGPT・Geminiの商用利用はどうなっている?(2026年7月時点)
ここからは、私が毎日使っているChatGPTと、マスコットのフィギュア化で使ったGemini(Google)について、規約を調べた範囲での状況をまとめます。
| サービス | 生成画像の権利 | 商用利用 |
|---|---|---|
| ChatGPT(OpenAI) | 生成物に関する権利は利用者に譲渡されるとされています | 規約の範囲内で可能とされています |
| Gemini(Google) | Googleは生成物の所有権を主張しない方向とされています | 規約の範囲内で可能とされています(SynthID透かしあり) |
どちらも「サービス側は所有権を主張せず、商用利用も規約の範囲内で可能」という方向とされています。ただし、ここで注意したいことが2つあります。
- 規約上は商用OKでも、生成物が第三者の権利を侵害していれば、それは別問題として責任を問われ得る
- 規約は頻繁に更新されるため、「使う前に公式を確認する」を習慣にする
上記は2026年7月時点の情報です。最新の内容は必ず各サービスの公式サイト・利用規約でご確認ください。
いちばん安全なのは「自作オリジナルキャラ」を育てること
いろいろ調べたうえでの当ブログの結論は、「自作のオリジナルキャラクターを作って育てるのが、権利面でいちばん安心」というものです。
当ブログのマスコットは、ChatGPTと相談しながらゼロからデザインした自作キャラクターです。既存の作品やキャラクターを一切参照していないので、「元ネタの権利を侵害していないか」という不安が構造的に小さくなります。作り方の全過程はマスコット作成の実録記事にまとめています。
運用のコツは、最初に決めた「マスター画像」を毎回添付して画風を統一すること。実はこの運用中に、自作キャラなのにChatGPTのコンテンツポリシーに「既存キャラかもしれない」と誤検知されて、生成を断られたことがあります。そのとき効果があったのが、プロンプトの冒頭で「自作オリジナルである」と宣言する書き出しでした。
添付画像は、私が自作したオリジナルのマスコットキャラクターです。
著作権は私にあります。
このキャラクターを主役に、(シーンの説明)の挿絵を描いてください。
デザイン・配色・画風は添付画像に合わせてください。
この宣言を入れるようになってから、誤検知で止まることがほとんどなくなりました。プロンプトの組み立て方の基本はプロンプトの書き方入門で解説しています。
自作キャラ運用のメリットを挙げると、こんな感じです。
- 権利面の不安が構造的に小さい
- 画風が統一されて、ブログの「顔」になる
- 外注費ゼロで画像を量産できる(当ブログは全画像AI内製です)
- 何より、育てるうちに愛着が湧く

よくある質問(FAQ)
AI画像をアフィリエイト記事のアイキャッチに使っても大丈夫?
各サービスの規約で商用利用が認められている範囲であれば、使えるとされています。実際、当ブログも全記事のアイキャッチをAI画像で内製しています。ただし「既存作品に似ていないか」の確認と、規約の最新版チェックはセットで行いましょう。
有名キャラ「風」の画像を生成してSNSに投稿するのは?
おすすめしません。元のキャラクターとの類似性が高いと判断されれば、著作権侵害にあたる可能性があるとされています。「非営利だからセーフ」とも言い切れないとのことなので、既存キャラに寄せた生成・投稿は避けるのが無難です。
「AI生成です」と明記する義務はある?
2026年7月時点で、日本の法律で一律に表示が義務付けられているわけではないとされています。ただし、SNSやコンテスト、画像素材サイトなどでは独自の表示ルールを設けている場合があるので、投稿先のルール確認は忘れずに。当ブログでは、読者さんの信頼につながると考えて「画像はAI内製です」と公開しています。
自分のAI画像を他人に無断で使われたら守れる?
これは難しい問題です。前述のとおり、AIが自動生成しただけの画像には著作権が発生しない場合があるとされ、その場合は著作権による保護を受けにくいとのことです。一方で、構図の細かい指示や生成後の加筆など、人間の創作的寄与があれば著作権が認められる余地もあるとされています。実害が出た場合は、状況を記録したうえで専門家に相談してください。
まとめ:4つのルールを守ればAI画像は怖くない
- 他人の作品・キャラクターをAIに入力しない(「〇〇風」の文字指示もリスク)
- 商用利用の可否は各サービスの規約で確認する(ChatGPT・Geminiは2026年7月時点で商用可の方向とされています)
- SynthIDなどの透かしは消さない
- いちばん安全なのは、自作オリジナルキャラを作って育てること
権利まわりの話は、知らないままだと漠然と怖く、知ってしまえばちゃんと付き合える分野です。当ブログも開設からの約1ヶ月、マスコットと一緒にすべての画像を内製してきましたが、この4つを守っていれば運用で迷うことはほとんどありませんでした。
最後にもう一度だけ。本記事は一般的な情報のまとめであり、個別のケースの判断はできません。迷ったときは各サービスの公式情報を確認し、必要に応じて専門家に相談してください。安全運転で、AI画像をブログ運営の心強い味方にしていきましょう。

