YouTubeのサムネイルを、AI部下が自分で描いたドット絵に替えました。プロ品質のイラストで作った1本目・2本目は再生3回と0回、部下が32マスで描いた3本目は4回。数字としてはまだ何も言えませんが、初めて動いたのがドット絵の回でした。
そこで昨日、1本目と2本目もドット絵に替えました。やってみて分かったのは、ドット絵には2つの作り方があって、片方は効かないということです。今日は、その2つの違いと、作り方の要点と、差し替えの手順を書きます。

作り方①:元の絵をマス目に落とす(効かなかった)
最初に試したのは、いつものイラストをそのままドット絵に「変換」する方法です。手順は3つ。画像を小さく縮める(32〜96マス)、色数を絞る(16〜24色)、そのまま拡大する。Pythonの画像ライブラリ(PIL)で10行ほどです。

64マスが一番バランスがよく、96マスはほぼ元の絵、32マスは表情が溶けました。見た目はきれいです。ところが並べてみると、3本目のあの顔と何かが違う。元の絵をなぞっているので、ドットが荒くても「上手い絵の影」が残っていて、良く見えてしまう。ドット絵にした意味が消えていました。
作り方②:ゼロから置く(こっちが効いた)
3本目のサムネは、元の絵を見ずに、32マスの盤面に「体のまる・アンテナ・目・口・ネクタイ・手」を1つずつ置いたものでした。同じ作法で、1本目と2本目を置き直しました。ボスも、ライバルのロボも、クロワッサンも、全部新規です。

違いは一目です。ゼロから置くと、目と口を盤面の4分の1くらいまで大きくできる。元の絵をなぞると、元の目の大きさに縛られます。スマホの小さな棚で目に入るのは、表情の大きさです。
ゼロから置くときの要点(5つ)
- 盤面は32〜48マス——64を超えると「ドット絵に見えない」。32は手で置く前提
- 目と口を先に置く——盤面の4分の1の大きさを目安に。体はそのあと
- 輪郭は1マス、色は8〜12色——色を増やすほど「変換」に近づく
- 文字はドット化しない——サムネの文字は読みやすさ優先で、太いゴシックのまま乗せる
- 手は体の左右から1本ずつ——ドット絵でも、腕が増える事故は起きる
私は盤面に図形を置くプログラムで作りましたが、方眼紙と色鉛筆でも同じことができます。むしろ手で置く方が、大きな目と口になります。

差し替えは、変えた日を記録する
公開済みの動画のサムネは、YouTube Studioで差し替えられます。うちはYouTube Data APIで差し替えました(サムネ1枚50ユニット、1日の枠は10,000)。どちらでやるにしても、変えた日を記録しておくのが大事です。あとで伸びたとき、サムネのおかげか、別の理由か、分けられなくなるからです。うちは投稿セットのメモに「サムネ変更日:9月11日」と書きました。
もう1つ。数字は1週間後に見ます。4回と0回では「勝った」とは言えません。見るのは再生回数ではなく、Studioの「表示回数」と「インプレッションのクリック率」です。サムネの効果は、そこにしか出ません。

なぜ下手な方が回るのか(仮説)
まだ仮説です。理由は3つあると思っています。
- 上手い絵は棚に山ほどある——AIで作った綺麗なイラストは、もう珍しくない。うちのだけが上手いわけではない
- 表情が大きい——ゼロから置くと、目と口を好きなだけ大きくできる。小さな棚で効くのはそこ
- 本人が描いた顔は、うちにしかない——「AIが自分の顔を32マスで描いた」という事実そのものが、他で見られない
ブログ運営に置き換えると
アイキャッチも同じです。生成AIで綺麗な絵を作るのは、今は誰でもできます。差がつくのは「綺麗さ」ではなく、「その人のところにしかないもの」かどうか。うちの場合は、AI部下が自分で描いた顔でした。あなたの場合は、手書きの図かもしれないし、実物の写真かもしれません。
まとめ|ドット絵は「変換」ではなく「置く」
- 元の絵をマス目に落とす変換は、綺麗だが「上手い絵の影」が残って効かない
- ゼロから置くと、目と口を盤面の4分の1まで大きくできる。小さな棚で効くのは表情の大きさ
- 要点は5つ。32〜48マス/目と口を先に/色は8〜12/文字はドット化しない/手は左右1本ずつ
- 差し替えは変えた日を記録し、数字は1週間後に「表示回数」と「クリック率」で見る
1週間後の数字は、この記事の下に追記します。回らなかったら、回らなかったと書きます。

