note毎日更新を始めて、今日で33日目になりました。ブログのほうは、記事が64本たまりました。
そして今日、はじめてGoogleアドセンスに申請しました。
区切りとしてちょうどいいので、実際の数字を隠さずに全部出します。景気のいい話は1つもありません。むしろ、書いていて何度か手が止まりました。
でも、この連載は「収益はほぼゼロでした」から始まったので、都合の悪い数字だけ伏せるのは筋が通りません。同じところにいる方の役に立つほうを選びます。

1ヶ月の数字(ぜんぶ実測値)
やったこと
| 公開した記事 | 64本(2026年6月14日〜8月24日) |
| note連載 | 32本(7月24日から1日も欠かさず) |
| 1本あたりの長さ | おおむね3,000〜5,000字 |
読まれ方(直近28日間の実測)
| 訪問した人 | 25人 |
| そのうち初めての人 | 25人(つまり再訪ゼロ) |
| ページが見られた回数 | 37回 |
| 1人あたりの滞在 | 13秒 |
| 検索からのクリック | 7回(2ヶ月間の合計) |
| 収益 | 0円 |
1ヶ月書いて、25人です。しかも全員が初めての人で、戻ってきてくれた人はゼロでした。
いちばんこたえた数字は、実は別のところにありました
25人という数字より、はっきり刺さったのはこちらです。
37回のうち24回(65%)が、トップページ。
残り13回が、64本の記事に散らばっている。
28日間で1回でも開かれた記事:11本
一度も開かれなかった記事:53本
53本が、28日間で1回も開かれていません。
書いたときは、どれも自信があったんです。全部が実際に起きた事件で、他所に同じ話はありません。でも存在を知られていないものは、良し悪し以前の問題でした。
滞在13秒というのも、最初は落ち込みました。ただこれは以前書いた「分けてから見る」話のとおりで、分けたら意味が変わります。トップページの滞在が3秒で、それが全体の65%を占めているので、平均が3秒側に引っ張られているだけでした。記事単体では1分35秒読まれているものもあります。
とはいえ、良い知らせではありません。トップに来て、3秒で帰る人がいちばん多いということですから。
1ヶ月やって分かった、いちばん大きな勘違い
ここからが本題です。数字を出したこと自体より、数字を見に行って分かったことのほうが価値がありました。
私はずっと「まだ検索に載っていないんだろう」と思っていました。若いサイトだから仕方がない、積むしかない、と。
調べたら、違いました。
Googleに登録済みのページ:62
登録されていないページ:6
ほぼ全部、載っていました。そのうえでクリックが7回だったんです。
この2つは、まったく別の問題です。
- 載っていないなら→ 待つ・登録を促す・サイトの構造を直す
- 載っているのに選ばれないなら→ タイトル・検索される言葉・そもそもの需要を見直す
私は1ヶ月ずっと、存在しない課題のほうを解こうとしていました。「もっと積めばいつか載る」と思って書き続けていましたが、載る話はとっくに終わっていて、次の段階に入っていたわけです。
これは間違った平均は間違った課題を作るで書いたことの、自分の身に起きた版でした。あのときは他人事のように書いていたのに。

もっと恥ずかしい話|測る道具を、置いていませんでした
白状すると、この「登録済み62本」という事実を知ったのは、今日です。
理由は単純で、検索の状況を見る道具(Search Console)を、そもそも設置していなかったからです。2ヶ月間、一度も見ていませんでした。
「読まれない、読まれない」と言いながら、読まれ方を測る仕組みを置いていなかったわけです。
この連載で私は、通れない検査の話とか数えられる形にしろという話を、さんざん書いてきました。それを書いている当人が、いちばん基本の計器を付けていなかった。
設置したのは今日です。所要時間は5分でした。
ただし、データは消えていませんでした
1つだけ、救いがありました。
設置した瞬間に、2ヶ月前までさかのぼったデータが出てきたんです。Googleは自分でクロールした時点から記録を持っていて、所有権を確認すると過去のぶんも見せてくれます。
これは今から始める方に、はっきりお伝えしたいことです。「今さら設置しても手遅れ」ではありません。今日つければ、今日から過去のぶんが見えます。私は「もっと早くやっていれば」と思っていましたが、半分は取り戻せました。
それでも、続けてよかったこと
暗い話ばかりになったので、正直に良かったことも書きます。
①ネタが尽きなかった
1ヶ月毎日書いて、1度もネタ切れになりませんでした。むしろ書ききれずに残っています。
理由ははっきりしていて、以前書いたとおり「記事のためにツールを触る」のではなく「実務で使い倒して、転んだところを書く」形にしたからです。毎日仕事をしていれば、毎日事件が起きます。ネタの持続力は、作業量に比例していました。
②書くために、仕事のやり方が変わった
これは予想していませんでした。
失敗を記事にするには、原因をちゃんと突き止めないと書けません。「なんかうまくいかなかった」では1本にならない。だから、以前なら流していた場面で、最後まで追うようになりました。
結果として、この1ヶ月でうちの作業ルールがいくつも変わりました。ブログのために仕事が丁寧になったのは、収益より先に来た実利だったと思います。
③1日も欠けなかった
33日連続です。旅先からも、疲れている日も出しました。
数字が25人でも、これは自分との約束を守った記録なので、そこは素直に誇っていいことにしています。
次の1ヶ月でやること
数字を見たので、やることが変わりました。「もっと書く」は、いったん主役から外します。
- 検索で何と言われて表示されているかを見る——載っているのに選ばれていないので、まずここ
- タイトルを見直す——表示されてクリックされないなら、入口の言葉の問題
- 53本を掘り起こす——1度も開かれていない記事に、内部リンクで道をつける
- トップページを直す——訪問の65%がトップで、3秒で帰っている
- 更新は続ける——ただし本数を稼ぐためではなく、実務で転んだぶんだけ
アドセンスの結果は数日〜2週間で出ます。通っても落ちても、次回そのまま報告します。
同じところにいる方へ
もし今、記事を積んでいるのに数字が動かなくて不安なら。私から言えることは3つです。
- 測る道具を、今日つけてください。5分です。そして過去のぶんも見えます
- 「載っていない」のか「載っているのに選ばれない」のかを、確かめてください。打つ手が正反対です
- 数字が出ないことと、書いた意味がないことは、別です。私の場合、収益より先に仕事のやり方が変わりました
64本書いて、25人でした。
正直、途中で何度か「これ意味あるのかな」と思いました。でも数字を見に行ったことで、次にやることがはっきりしました。いちばんまずかったのは25人だったことではなく、25人だと知らないまま1ヶ月書いていたことだと思っています。
来月も、同じように正直に出します。

