言語ごとのサムネが4日間、英語だけだった。原因は手順書の見出し

言語ごとのサムネが4日間、英語だけだった。原因は手順書の見出し

結論:YouTubeの「言語ごとのサムネ」が、4日分、英語だけになっていました。「英語だけにする」と決めた記録はありません。原因は、2日目にAI(Claude)が書いた手順書の見出し「毎日の英語版の作り方」と、その中身でした。4日分を作り直し、手順書も直しました。

うちでは、作業用の動画を毎日YouTubeに出しています。サムネの文字の訳やファイル作りは、AIに手伝ってもらっています。今回は、その毎日の作業で、決めていないはずの変更が、いつの間にか作業の範囲に入り込んでいた話です。

目次

「言語ごとのサムネ」とは

YouTubeでは、動画のサムネを言語ごとに差し替えられます。見る人の言語に合うサムネがあれば、それが出ます。作っていない言語の人には、もとのサムネ(うちの場合は日本語の文字のサムネ)が出ます。

うちでは、もとのサムネと同じ絵で、文字だけをそれぞれの言語に訳して作っています。使い始めた日は、出している言語の分を全部作りました。

何が起きたか:英語以外が、4日分0枚

使い始めて6日目、僕が抜けに気づきました。AIに調べてもらうと、直近の4日分は、英語のサムネしかありませんでした。英語以外の言語は、4日分とも0枚です。

4日分の表。英語は✓・ほかの言語は0枚。模式図(再現)
4日分の表。英語は✓・ほかの言語は0枚。模式図(再現)

作っていない言語の人には、もとの日本語のサムネが出る仕組みです。その4日間、英語以外の言語の人には、差し替えのサムネを用意できていませんでした。

調べたこと①:決めたことの記録に「英語だけ」は無かった

まず、決めたことの記録をさかのぼりました。うちでは、AIとの作業で決まったことを、日付つきでメモに残しています。

  • 使い始めた日:出している言語の分を、全部作る
  • 2日目:英語のサムネを入れる欄を出す方法が分かったので、英語も入れる

「英語だけにする」とは、どこにも書いてありませんでした。僕も決めていないし、AIに頼んだ覚えもありません。

決めたことの記録。「英語だけにする」は記録なし。模式図(再現)
決めたことの記録。「英語だけにする」は記録なし。模式図(再現)

調べたこと②:原因は、手順書の見出しと中身だった

次に、毎日の作業でAIが読んでいる手順書を開きました。そこに、2日目にAIが書いた見出しがありました。

「毎日の英語版の作り方」。

手順書の見出し「毎日の英語版の作り方」の「英語版」に線。模式図(再現)
手順書の見出し「毎日の英語版の作り方」の「英語版」に線。模式図(再現)

2日目は、英語のサムネを入れる欄を出す方法が分かった日でした。その日の話題は英語だけだったので、手順書にも英語の作り方だけが書かれ、見出しは「毎日の英語版の作り方」になりました。中身は、英語版を作るコマンドだけです。

次の日からは、AIがこの手順書を読んで、書いてあるとおりに英語版だけを作っていました。手順書としては正しく守られていて、だからこそ、誰も気づきませんでした。

直したこと

  • 抜けていた4日分を、英語以外の言語も全部作り直して、Studioに入れ直した
  • 手順書の見出しと中身を「毎日、英語以外も全部作る」に書き直し、言語ごとのコマンドを並べた
  • 手順書のその節に「英語だけは決定ではなかった」と、いきさつを1行残した
直したこと。4日分を作り直し・見出しを「毎日、英語以外も全部作る」に。模式図(再現)
直したこと。4日分を作り直し・見出しを「毎日、英語以外も全部作る」に。模式図(再現)

今回分かったこと:その日の話題が、毎日の決まりになっていた

今回、範囲を狭めたのは、誰かの判断ではありませんでした。その日の話題を書いた手順書の見出しと、英語版だけの中身です。書いた日には「今日は英語の話」というだけの意味でしたが、次の日からは「毎日の決まり」として読まれていました。

学校で言うと、黒板の「今日の授業:英語」を消し忘れて、4日間、英語の授業だけをしていたようなものです。黒板の字は、書いた人より長く残ります。

以前、引き継ぎに「実行中」と書いて翌日に困ったことがありました。今回も、メモに書いた言葉が、書いたときの意味より強く効いてしまった点は同じです。手順書の中で「決めたこと」と「その日にやったこと」が分かれていれば、今回は防げたかもしれません。

AIに頼むときの一文(コピーして使える)

毎日の手順書を書き足すときは、次のことを守ってください。
・「毎日やる作業」と「今日だけの作業」を分けて書く。見出しに、その日だけの話題を入れない
・新しい作業を足すとき、今までの作業を削ったり、省いたりしていないか確かめる
・書いたあと、手順書の範囲が、決めたことの記録より狭くなっていないか見比べて、狭くなっていたら、その箇所を教える
・範囲を変えてよいか分からないときは、自分で変えずに、先に聞く

まとめ

  • 言語ごとのサムネが、4日分、英語だけになっていた
  • 「英語だけにする」と決めた記録は無かった
  • 原因は、2日目に書いた手順書の見出し「毎日の英語版の作り方」と、英語版だけの中身だった
  • 4日分を作り直し、手順書を「毎日、英語以外も全部作る」に直した
  • 今回の教訓:メモの見出しは、決まりとして読まれることがある

引き継ぎに書いた一語で翌日困った話はAIに任せた作業の引き継ぎに「実行中」と書かないに、記録と本人の記憶が食い違った話はAIの引き継ぎ書には「決着済み」、本人は「決まってない」だったにまとめています。この件は、うちのYouTubeでも動画にしています。

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この記事を書いた人

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