結論:AIに会員サイトの過去記事の一覧(164件)を渡したら、AIは日付とタイトルを台帳にして「記憶しました」と返してきました。でも、記事の中身は1本も開いていませんでした。さらにその前に「昔の記事は遡れない」と説明していましたが、一覧のタイトルは記事へのリンクになっていて、開いたら大事な記事が11本、全部読めました。
うちでは、調べものや記録の整理をAI(Claude)に手伝ってもらっています。今回は、ある会員サイトの過去の記事を読み込んでもらおうとしたときの話です。
目次
何が起きたか:一覧を読んで「記憶しました」
過去記事の一覧ページを渡すと、AIは164件の日付とタイトルを台帳にまとめ、見やすいページまで作ってくれました。そこで「リンク先の中身も見てもらえましたか?」と聞くと、見ていませんでした。読んでいたのは、タイトルの一覧だけでした。

もう1つ:「遡れない」も、試す前の思い込みだった
実は、このやり取りの少し前にも、AIは「過去の記事は、画面を上にたどっても届かないので遡れない」と説明していました。ところが、一覧の各タイトルは、それぞれの記事へのリンクになっていました。開いてみると、大事な原典を含む11本が、全部読めました。

今回は、「できない」と答える前に、別の入口を試していませんでした。
この件から変えたこと
- 一覧を渡したら「どこまで読んだ?」と聞く:タイトルだけか、中身までか。一言で分かる
- AIには、読んだ範囲を最初に書いてもらう:「一覧のみ」「中身まで」を返事の頭に
- 「できない」と言われたら、別の入口がないか聞き返す:今回は、一覧のリンクが入口だった
AIに頼むときの一文(コピーして使える)
返事の最初に、どこまで読んだかを書いてください。
(例:一覧のタイトルだけ/リンク先の本文まで、何件中何件)
「できない」と判断する前に、ほかの入口がないかも確かめてください。
まとめ
- 164件の一覧を渡したら、AIはタイトルを台帳にして「記憶しました」と言った
- 記事の中身は、1本も開いていなかった
- 「遡れない」と言っていたが、タイトルがリンクになっていて、11本読めた
- 一覧を渡したら「どこまで読んだ?」と一言聞く
説明書に書いてあったのに届いていなかった話は、説明書に書いてあった罠を、AIが4回踏んだにまとめています。今回の件は、うちのYouTubeでもShortsにしています。

