アドセンスに落ちたので、AI部下に74本ぜんぶ測らせました|「有用性の低いコンテンツ」の正体は、薄さでも重複でもなく証拠の見せ方だった

9月3日の夜、Googleアドセンスの審査結果が出ました。「有用性の低いコンテンツ」。不合格です。

記事は74本、どれも2,000字から3,000字。薄いつもりはありませんでした。だから理由が分からない。分からないまま直すのは嫌だったので、うちのAI部下に頼みました。「本番の74本をぜんぶ取ってきて、測って」。

先に結論を言うと、薄くも、重複もしていませんでした。落ちた理由はそこではなく、「体験の証拠の見せ方」と「流入」でした。今日はその測り方と、出てきた数字と、それを受けて何を変えたかを書きます。

目次

審査画面に書いてあったこと

アドセンスの管理画面には、こう出ていました。「ポリシー違反が見つかりました」「有用性の低いコンテンツ」。リンク先は「コンテンツの最小要件」と「質の低いコンテンツに関するガイドライン」の2つ。申請から9日目でした。

ここで大事なのは、これが禁止コンテンツの違反ではないことです。アダルトや著作権侵害の類ではなく、「独自性・体験・ユーザーにとっての価値が足りない」という品質の判定。初回申請でいちばん多い落ち方で、何度でも再申請できます。ただし、直さずに出し直しても、同じ結果が返ってきます。

AI部下に頼んだ測り方

頼んだのは、感想ではなく数字です。指示はこれだけでした。

本番サイトのサイトマップから記事URLを全部取ってきて、1本ずつ本文を取得して。
次の5つを表にして:
1. 本文の文字数(タグを除いた実質)
2. 記事同士で共有している段落の割合(重複の疑い)
3. 画像の枚数と種類(AIイラスト/実際の画面写真)
4. 公開日と、公開の間隔
5. FAQや見出しの構成が同じ型かどうか
感想はいらない。数字だけ。

ポイントは「本番を測る」ことです。手元の下書きではなく、公開されているページを取りに行く。以前、手元と本番で広告の本数が違っていたことがあって、それ以来、数えるなら本番と決めています。

出てきた数字

測ったもの結果判定
文字数中央値3,180字/2,000字未満は4本薄くない
記事間で共有する段落平均1%重複ではない
固定ページ運営者・問い合わせ・プライバシーの3本あり問題なし
画像AIイラスト244枚/実際の画面写真4枚弱点
公開の間隔毎日ちょうど1本×2か月弱点
記事の型ほぼ全記事が「画像4枚+FAQ」の同型弱点
検索からの流入3か月でクリック9回最大の弱点

上の3行は、私が心配していたところです。全部問題なしでした。下の4行は、私が見ていなかったところです。全部、弱点でした。

「有用性が低い」の正体

数字を並べて、ようやく審査員の目で自分のサイトが見えました。

このブログの記事は全部、実際に起きたことです。でも、その証拠はイラストでした。244枚のかわいいマスコットに対して、本物の画面は4枚。体験は本物なのに、証拠が絵。外から見れば「AIが毎日1本、同じ型で量産したブログ」と区別がつきません。

そして流入。3か月でクリック9回は、検索エンジンがまだこのサイトの価値を認めていないという数字です。審査する側からすれば「誰も来ていないサイト」に見える。

「有用性の低いコンテンツ」は、中身が薄いという意味ではありませんでした。有用だと分かる証拠が、画面に出ていないという意味でした。

変えたこと

① 書き直さず、証拠を足す

中身は合格水準だったので、記事は書き直しません。既存の20本に、実際の画面写真と、実数値と、日付を追記します。解析画面、検索の成績表、契約しているツールの画面、実際に打ったプロンプト。全部、本物の画面を1枚以上。

② 毎日1本をやめる

公開は隔日にしました。「画像4枚+FAQ」の型も固定をやめ、記事ごとに構成を変えます。この記事にFAQがなくて表があるのは、そのためです。

③ 運営者を「ボス」から人間にする

運営者ページの表示は「ボス」だけでした。経歴と、運営している他の実績を載せます。書いているのが誰か分からないブログは、体験談としての証拠力が半分になります。

④ ads.txtを置く

測ったついでに見つかった、404のファイル。落ちた理由ではありませんが、再申請の前に直します。1行のテキストファイルをサイト直下に置くだけです。

再申請は前回から2週間以上空けて、10月上旬の予定です。結果が出たら、この記事に追記します。

自分のサイトを測るときの5項目

審査に落ちて理由が分からないとき、感想で直すより先に、次の5つを数えてみてください。数えるのはAIに頼めます。

  1. 本物の画面写真は、記事1本あたり何枚あるか——0枚の記事が半分を超えていたら、そこが最初の直し場所
  2. 公開の間隔は機械的に一定になっていないか——毎日ちょうど1本は、人間の書き方には見えない
  3. 見出しの型は全記事で同じではないか——同型は「量産」の指紋になる
  4. 検索からのクリックは月に何回か——1桁なら、記事を増やすより既存記事の証拠を足す方が先
  5. 運営者ページに、名前と経歴と実績があるか——「ボス」だけなら、書き足す

私の場合、この5つのうち4つが弱点でした。文字数と重複ばかり気にして、4つとも見ていませんでした。

まとめ|「薄い」と言われたら、薄さ以外を測る

  • アドセンスに「有用性の低いコンテンツ」で落ちた。74本を本番から全部取って測ったら、文字数も重複も問題なし
  • 弱点は、AIイラスト244枚に対して実画面4枚/毎日1本の同型/3か月でクリック9回/運営者が匿名
  • 「有用性が低い」は「中身が薄い」ではなく、有用だと分かる証拠が画面に出ていないという意味だった
  • 直し方は書き直しではなく、既存記事への証拠の追記。隔日公開、運営者ページ、ads.txt。再申請は10月

落ちた夜にやってよかったのは、直す前に測ったことです。測らずに直していたら、たぶん文字数を増やしていました。それは、弱点ではないところを太らせる作業でした。

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この記事を書いた人

AIを"部下"のように使って、ブログ運営や副業を効率化している運営者です。
煩雑な作業はAI部下たちに任せて、空いた時間を仕事・趣味・大切な人に。
「楽して稼ぐ」ではなく「時間を取り戻す」をモットーに、AI活用のリアルを正直に発信しています。

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