結論:アドセンスの2回目の審査も「ポリシー違反」でした。ただ、理由の欄に表示されたのは、前回の「有用性の低いコンテンツ」ではなく、「サイトの停止または利用不可」。記事の中身ではなく、サイトへのアクセスに関する理由です。審査のときに本当にサイトへ入れなかったのかは、まだ分かりません。AI(Claude)に手伝ってもらい、こちらからの表示、Googleのテスト、サーバーの門番(WAF)の記録を順番に調べました。確かめた範囲では、Googleを止めた記録は見つかりませんでした。一方、結果が出る少し前には、サーバー会社の緊急メンテナンスが2回ありました。審査と重なった可能性はありますが、審査の日時も原因も分かっていません。
1回目に落ちたときの話は、アドセンスに落ちたので、AI部下に74本ぜんぶ測らせましたにまとめています。そこから1か月かけて、20本の記事に実際の画面や数字の証拠を足し、10月14日に再申請しました。今回は、その結果の話です。
何が起きたか:「えっ、また?」の前に、理由の1行を読む
10月23日、アドセンスの画面に「ポリシー違反が見つかりました」。1か月の手直しのあとだったので、最初は「また中身でだめだったのか」と思いました。
ところが、理由の欄に書いてあったのは「サイトの停止または利用不可」。前回の「有用性の低いコンテンツ」とは、まったく別の理由です。記事が薄い、役に立たない、という理由ではなく、審査する側から見てサイトに入れなかった、という意味の理由が表示されていました。ただし、表示された理由と本当の原因は、分けて考える必要があります。

うちのブログは毎日更新していて、止めた覚えはありません。そこで、どこで止まって見えたのかを、Claudeに順番に調べてもらいました。
調べた順番:うちの中から、外へ
1. こちらから開いてみる
まず、こちらからサイトを開いて確かめました。ページは普通に開き、広告の設定ファイル(ads.txt)も、ページに入れた広告のコードも、ちゃんと出ていました。
2. Googleのテストとクロールの記録を見る
次に、サーチコンソールの「URL検査」でライブテストをかけました。結果は成功で、Googleの見回り役(クローラー)は、いまはページを取得できています。ただし、これはテストをした時点の結果です。審査のときにも同じだったかどうかは、このテストだけでは分かりません。また、検索の見回り役と、アドセンスの審査でサイトを見に来るものは、同じとは限りません。
クロールの統計も見ました。「過去90日間、ホストに問題はありませんでした」。エラーに見える記録もありましたが、中身はテーマ(SWELL)の閲覧数カウンターへのアクセスで、記事ページの話ではありませんでした。

3. 門番(WAF)の記録を全部読む
うちのサーバーには、怪しいアクセスを止める門番(WAF)がついています。前に、記事の保存が門番に止められたこともありました。今回もGoogleの見回り役が止められていないか、記録を調べました。
ここで一度、つまずきました。記録の検索欄に、Googleの見回り役が使う番号(IPアドレス)の頭の部分「66.249.」だけを入れると、結果が何も出ません。一瞬「止めた記録は0件」と読みかけましたが、よく見ると、小さく「入力の形式が正しくありません」と出ていました。この検索は、番号を最後まで入れたときだけ探せる作りで、途中までの番号では探せていなかったのです。

そこで、表示件数を100件にして、記録を1ページずつ全部読みました。9月17日から10月23日までで1,001件。そのなかに、Googleの見回り役を止めた記録は0件でした。記事ページへのアクセスを止めた記録もありません。止められていた記録は、Googleのクラウドの上にある番号からのアクセスで、検索の見回り役とは区別して考えました。番号だけでは、そのアクセスの目的までは分かりません。審査に関係していたことを示すものも、見つかっていません。

ただし、これは「この記録の中には無かった」という意味です。記録に残らない形でつながらなかった時間があれば、ここには出てきません。
4. 最後に、うちの外を見る
うちのサイトの中は、ひととおり見ました。残りは、うちの外です。サーバー会社(ConoHaのレンタルサーバー)のお知らせ欄を開くと、結果が出る少し前に、緊急のメンテナンスが2回ありました。
- 10月21日 19:00〜10月22日 10:00:レンタルサーバー全体の緊急メンテナンス。つながらないことがある、という案内
- 10月22日 12:00〜20:45:脆弱性を直すための緊急メンテナンス。サーバーの再起動で、数分〜数十分止まることがある、という案内

もし審査のアクセスがこの時間帯に重なっていたなら、今回の表示に関係した可能性はあります。ただ、結果が届いた日は、審査が行われた日時ではありません。審査がいつ来たのかは、こちらからは分からず、メンテナンスとの因果関係も分かっていません。確かめるべき手がかりの1つとして、記録しておきます。メンテナンス自体は脆弱性への対応で、サーバー会社を責める話ではありません。
分かったこと:記事の中身で落ちたとは、まだ言えない
お店で言うと、審査員が来た日が、ちょうど臨時休業だったのかもしれない、という話です。もしそうなら、1か月かけて直した20本の記事は、まだ見てもらえていないことになります。
アドセンスの画面には「問題を修正しました」のチェックと「審査をリクエスト」のボタンがあり、頼み直しはボタン1つでできます。再審査の結果は、まだ出ていません。出たら、またここに書きます。
「サイトの停止または利用不可」と出たら、見る順番
- 理由の欄を最後まで読む:「ポリシー違反」の見出しだけで、中身の問題だと決めつけない。ただし、表示された理由がそのまま原因とは限らない
- 自分のブラウザで開く:トップページと記事ページ。ads.txtと広告のコードは、あわせて確かめる補助の項目
- サーチコンソールのURL検査(ライブテスト)とクロールの統計:いま取得できるか、最近ホストに問題がなかったか。ライブテストは「いま」の結果として扱う
- サーバーの門番(WAF)の記録:記録が残っている期間を確かめる。検索欄の入力の決まりにも注意。何も出ないときは「0件」なのか「探せていない」のかを確かめる
- サーバー会社のお知らせ欄:審査の期間中に、メンテナンスや障害がなかったか。時間が近いだけで、原因と決めない
AIに頼むときの一文(コピーして使える)
アドセンスの審査結果を一緒に調べてください。
まず、理由の欄の文言をそのまま書き出してください。
次に「うちのサイトの中」(ページ、ads.txt、サーチコンソール、サーバーの門番の記録)と、
「うちの外」(サーバー会社のお知らせ、障害情報)を分けて、見た順に結果を並べてください。
何も見つからなかったときは、「0件だった」のか「探し方のせいで出なかった」のかを区別して書いてください。
結果は「確認できた事実」「まだ確かめていないこと」「考えられる原因(仮説)」の3つに分けてください。
渡していない画面やログを、見たように書かないでください。番号の持ち主やアクセスの目的も、根拠がなければ断定しないでください。
最後に、次に確かめるべきことを挙げてください。
まとめ
- アドセンス2回目も「ポリシー違反」。理由の欄に表示されたのは「サイトの停止または利用不可」。ただし、本当の原因や、記事の中身がどこまで見られたのかは、まだ分からない
- こちらから開いても、いまのGoogleのテストでも問題なし。門番の記録1,001件の中にも、Googleを止めた記録はなかった
- 途中までの番号で検索した「0件」は、実は入力エラーだった。「見つからない」と「探せていない」は、画面では同じに見える
- 結果の少し前に、サーバー会社の緊急メンテナンスが2回あった。審査と重なった可能性がある(断定はできない)
- 再審査の結果は、まだ出ていない
この件は、うちのYouTubeでも動画にしています。

