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AIで画像を作っていると、必ずこうなります。ダウンロードフォルダが「ChatGPT Image …」だらけになり、どれがどれだか分からない。
先に結論をお伝えします。散らからないための対策は3つだけです。①生成したその日に名前を変える、②名前は「用途+中身」で統一する、③記事1本につき1フォルダにまとめる。この3つを決めてから、探す時間がほぼゼロになりました。
私は毎日AIで挿絵を作っていて、気づけば画像が124枚たまっていました。1つのフォルダに全部入っていて、どの絵がどの記事のものか分からない状態です。この記事では、そこから立て直した実際の手順と、二度と散らからないための設計を公開します。

なぜAI画像は散らかるのか
原因ははっきりしています。生成した画像のファイル名に、中身の情報が入っていないからです。
AIで作った画像をダウンロードすると、ファイル名は「ChatGPT Image ○月○日 ○時○分」のような形式になります。作った直後は何の絵か覚えていますが、3日たつと分かりません。1週間たつと、開いて確認するしかなくなります。
しかも画像は毎日増えます。私の場合、記事1本につきアイキャッチ1枚と挿絵2枚の計3枚。毎日書けば毎日3枚です。「あとでまとめて整理しよう」と思った時点で、もう手遅れになっていました。
そして最悪なのが、時間がたつほど復元が難しくなることです。当時の自分しか知らない情報(この絵はどの記事用か)は、記録しておかないと本当に失われます。
対策①|名前は「用途+中身」で統一する
まず決めたのが命名規則です。うちでは、頭に用途、そのあとに中身を入れる形にしています。
eyecatch-(記事のスラッグ).png ← アイキャッチ
insho-(絵の中身).png ← 記事内の挿絵
noteNN-eyecatch-(中身).png ← 別媒体(note)用
例:
eyecatch-ai-gazou-seiri.png
insho-katazuke-mae-ato.png
note14-eyecatch-seiri.png
ポイントは2つあります。
- アイキャッチは記事のスラッグをそのまま使う:記事とファイルが1対1で結びつくので、迷いようがありません
- 挿絵は「中身」を入れる:「insho-1」「insho-2」だと後で分かりません。「片づけ前と後」なら`insho-katazuke-mae-ato`のように、見なくても思い出せる名前にします
この規則には、思わぬ副産物もありました。名前の形式がそろっていると、あとでまとめて処理するのがとても楽になるのです。「eyecatchで始まるファイルだけ」といった選び方ができるようになります。
対策②|フォルダは「媒体 → 日付+記事名」の2段
次にフォルダ設計です。全部を1つのフォルダに入れていたのが最大の失敗だったので、2段構えにしました。
images/
├── 00_共通素材/ ロゴ・アイコン・キャラの基本ポーズなど
├── WordPress/
│ ├── 2026-08-05_○○○/ ← 記事1本ぶん(3枚)
│ └── 2026-08-06_△△△/
└── note/
├── 00_note共通/
└── 2026-08-06_note14_□□□/
この形にした理由は3つです。
- 媒体で分ける:ブログ用とnote用が混ざらない。アップロードする時に迷いません(媒体の使い分けについてはブログとnoteの使い分けの記事もどうぞ)
- フォルダ名の頭を日付にする:名前順に並べると自然に時系列になり、いちばん下が最新=今日の記事になります
- 1記事1フォルダ:フォルダを開けば3枚しか入っていないので、「どれを使うんだっけ」が起きません
使い回す素材(ロゴやキャラの基本ポーズ)だけは別扱いで、共通フォルダにまとめています。ここを分けておかないと、記事フォルダに毎回コピーが増えてしまいます。
対策③|「あとで」をやめる。生成したその場で名前を変える
ルールを決めても、実行しなければ意味がありません。私が散らかしたのは、まさに「あとでやろう」を毎日繰り返したからでした。
今は、画像を生成した直後に必ず名前を変えて、所定のフォルダへ移すところまでを1セットにしています。作業の途中に組み込んでしまえば、「整理する時間」を別に取る必要がなくなります。記事づくり全体の流れはブログ×AI運営のリアルな回し方にまとめていますが、この片づけも今は工程の一部です。
実際にやらかした失敗3つ
①124枚が1フォルダに同居
記事に使う時、一覧から目的の絵を探すのに毎回時間がかかっていました。似た名前の絵が並んでいると、間違ったものを選ぶ危険もあります。
②中身が違うのに同じ名前
これが一番危なかった失敗です。別々の記事で「虫めがねを持っている絵」を作ったところ、どちらも同じ名前をつけてしまっていました。
気づかず移動していたら、古いほうが上書きされて消えていたはずです。対策として、絵の内容だけでなく記事を特定できる語を足すようにしました(例:`insho-mushimegane-hallucination`)。
③どの絵がどの記事のものか、記録がない
初期の記事の挿絵は、ファイル名を見ても「机」「お茶」くらいの手がかりしかありませんでした。自分で作ったのに、もう思い出せません。
ここで役に立ったのが、次にお話しするファイルの作成時刻でした。

すでに散らかっている人へ|作成時刻から復元できます
記録がなくても、あきらめないでください。ファイルの作成時刻が、記録の代わりになります。
私の場合、記事1本ぶんの画像3枚は、同じ日の同じ数分の間に連続で生成していました。つまり作成時刻の「かたまり」が、そのまま記事の単位になっていたのです。
この方法で復元する手順はこうなります。
- フォルダを「作成日時順」で並べ替える
- 時刻が近い(数分以内の)ファイルを1つのかたまりと考える
- そのかたまりの中に記事名の入ったファイル(アイキャッチなど)があれば、それが正体
- かたまりごとにフォルダを作って移す
私はこの方法で124枚すべてを記事ごとに振り分けられました。行き先不明はゼロです。同じ作り方をしている人なら、ほぼ確実に復元できると思います。
整理そのものをAIに任せる
ここまで書いておいて何ですが、この整理作業、私はほとんど手を動かしていません。AIエージェントに任せました。
ファイルの中身を見て名前を判別し、フォルダを作って振り分ける——こういう単純だけど量が多い作業は、AIの独壇場です。ただし丸投げすると事故るので、依頼にはいくつか条件を書きます。
【依頼】
このフォルダの画像を、記事ごとのフォルダに振り分けてください。
【完了の条件】
すべての画像がどこかのフォルダに入っていること。
判断できないものは「未分類」フォルダに残してください。
【禁止】
・同じ名前のファイルがある場合、上書きしないでください。
中身を確認して、別名で退避してください
・指定した命名規則に合わないファイルは触らないでください
(他の作業のファイルが混ざっている可能性があります)
とくに大事なのが「上書き禁止」と「関係ないファイルに触らない」の2つ。ファイル操作は取り返しがつかないので、ここだけは必ず書きます。AIへの仕事の頼み方については完了条件の書き方の記事で詳しく解説しています。
よくある質問
フォルダ名は日本語でも大丈夫ですか?
パソコン内で管理するだけなら問題ありません。ただしファイル名(画像そのものの名前)は半角英数字がおすすめです。WordPressにアップロードした時に、日本語のファイル名は文字化けや不具合の原因になることがあるためです。うちはフォルダ名だけ日本語を混ぜて、ファイル名は英数字で統一しています。
クラウドに保存すべきですか?
作り直しがきかない素材(ロゴ、キャラクターの基本画像など)は、クラウドや外付けなど二重で持っておくと安心です。記事の挿絵はWordPressにもアップされるので、極端に神経質になる必要はないと考えています。
命名規則は途中から変えてもいいですか?
私も途中から変えました。過去のものを全部直す必要はなく、新しいものから新ルールにして、古いものは今回のように後からまとめて整理すれば大丈夫です。完璧な規則を考えてから始めるより、走りながら直すほうが早いです。
そもそも画像を作りすぎでは?
否定できません(笑)。ただ、記事に合った挿絵があると読みやすさが変わるので、うちでは続けています。キャラクターを使って絵柄を統一する方法はマスター画像参照で画風を統一するコツ、キャラが崩れる時の対処は手足が崩壊する問題の対策記事をどうぞ。
まとめ|片づけられないのは、基準がないから
- 散らかる原因はファイル名に中身の情報がないこと
- 名前は用途+中身で統一。アイキャッチは記事のスラッグをそのまま使う
- フォルダは媒体 → 日付+記事名の2段。1記事1フォルダにする
- 「あとで」をやめて、生成直後のリネームを作業工程に組み込む
- すでに散らかっていても作成時刻のかたまりから復元できる
- 整理作業はAIに任せられる。ただし上書き禁止と対象外に触らないは必ず指示する
今回いちばん腑に落ちたのは、私がフォルダを放置していた理由でした。面倒だったからだと思っていたのですが、本当はどう分ければいいか決まっていなかっただけなんですね。
分類の基準さえ決まれば、片づけはただの作業になります。そして作業なら、AIに任せられます。散らかったフォルダを前にため息が出たら、まず「どう分けるか」を1行決めるところから始めてみてください。

