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「曲を作りたいけど、楽器も弾けないし、楽譜も読めない」——そんな私でも、文章で指示するだけで音楽が作れてしまいました。使ったのは、AI作曲ツールのSUNO(スノ)です。
このブログ「うちのAI部下」では、SUNOを”音楽担当のAI部下”として働いてもらっています。この記事では、SUNOの使い方を手順から、実際のプロンプト例、正直な実力と限界、料金、よくある質問まで、まるごと解説します。「AIで作曲って実際どうなの?」という人は、これを読めば全体像がつかめます。

SUNOとは?文章から音楽を作るAI
SUNOは、「こんな雰囲気の曲がほしい」と文章で伝えるだけで、オリジナルの音楽を作ってくれるAIです。できることをざっくり挙げると、こんな感じです。
- 歌(ボーカル)入りの曲も、歌なしのBGM(インスト)も作れる
- ポップ・ロック・ピアノ・ローファイ・オーケストラなど、幅広いジャンルに対応
- 日本語の歌詞でも歌わせられる(英語よりは発音にクセが出ることも)
- 1回の生成で2パターンほど曲が出てくるので、選べる
- 気に入った曲を延長(Extend)して、長い曲に伸ばすこともできる
つまり、作曲・編曲・演奏・歌唱を、まとめてAIが肩代わりしてくれるツールです。音楽の知識がまったくなくても、最初の一曲が作れてしまいます。
SUNOの使い方:基本の手順
SUNOには、ざっくり作る「かんたんモード」と、こだわって作る「カスタムモード」があります。順番に見ていきましょう。
① まずは「かんたんモード」で1曲
- SUNOにアクセスし、アカウントを作る(Googleアカウント等で登録できます)
- 曲のイメージを文章で入力(例:「朝にぴったりな、やさしいピアノの落ち着いたBGM」)
- 生成ボタンを押す → 数十秒待つと、曲が2パターン出てくる
- 再生して、気に入った方を選ぶ
- ダウンロードして完成
本当にこれだけです。「言葉で注文する → 出てくる → 選ぶ」。最初の一曲なら、5分もかかりません。
② こだわるなら「カスタムモード」
もっと細かく指定したいときは、カスタムモードを使います。ここでは主に3つを指定できます。
- スタイル(曲調):ジャンル・楽器・テンポ・雰囲気を言葉で指定
- 歌詞:自分で書いてもいいし、AIに考えてもらうこともできる
- タイトル:曲名をつける
「歌なしのBGMがほしい」ときは、歌詞を空にするか、スタイル指定に「instrumental(インスト)」と入れればOKです。
実際のプロンプト例(コピペで試せます)
「どう指示すればいいか分からない」という人のために、私がよく使うプロンプトの型を置いておきます。スタイル欄にこんなふうに入れてみてください。
- 作業用BGM:「lo-fi, relaxing, soft piano, instrumental(ローファイ・リラックス・やさしいピアノ・歌なし)」
- 明るい動画のオープニング:「upbeat, happy, pop, energetic(アップテンポ・明るい・ポップ・元気)」
- 感動的な場面:「emotional, cinematic, orchestra, piano(感動的・映画風・オーケストラ・ピアノ)」
コツは、「ジャンル+雰囲気+楽器+(歌の有無)」をシンプルに並べること。あれもこれもと詰め込みすぎると、ぼやけた曲になりがちです。
歌入り?歌なし?用途で使い分けよう
どちらを選ぶかは、使う場面で決めます。
- 歌なし(BGM)が向く場面:動画の後ろで流す、作業用、ナレーションと重ねる——主役が別にいるとき
- 歌入りが向く場面:その曲自体を聴かせたい、オリジナルソングを作りたい、SNSで曲として投稿したいとき
ブログや動画のBGM用途なら、まずは歌なしから始めるのがおすすめです。歌が入ると、ナレーションや本編と音がぶつかりやすいからです。
正直レビュー:SUNOの実力と限界
結論、「素人がBGMや雰囲気づくりに使うなら、十分すぎる」クオリティです。動画の後ろで流す曲や、ちょっとした場面づくりなら、まったく問題ありません。「これAIが作ったの?」と驚かれるレベルの曲も、普通に出てきます。
ただし正直に書くと、「一発で完璧な神曲」が毎回出るわけではありません。イメージと違うもの、平凡なものも出ます。だからこそ、何回か生成して、良いものを選ぶのが基本。これは記事づくりと同じで、AIに”たたき台”を出させて、人間が選ぶ感覚です。

「思ったのと違う」ときの対処法
イメージ通りにならないときは、この3つを試してみてください。
- とにかく回数を生成する:同じ指示でも、毎回違う曲が出ます。当たりが出るまで何回か回す
- スタイルの言葉を変える:「calm」を「relaxing」にするなど、似た言葉に言い換えると雰囲気が変わる
- 詰め込みすぎを減らす:指定が多いと方向性がぼやける。キーワードを2〜3個に絞る
料金:無料でも試せる(商用利用は有料)
SUNOには無料プランがあり、まずはお金をかけずに試せます。1日に作れる曲数などに制限はありますが、「どんなものか触ってみる」には十分です。
ただし注意点として、作った曲を「商用利用(収益化・販売など)」する場合は、有料プランが必要になります。趣味・個人利用なら無料、ビジネスで使うなら有料、という線引きです。料金や利用条件は変わることがあるので、申し込む前に必ずSUNO公式で最新情報を確認してください(2026年6月時点)。
こんな場面で使えます
- 動画のBGM:YouTubeやSNS動画の後ろで流す音楽
- 雰囲気づくり:作業用BGM、お店やイベントの空気づくり
- 副業コンテンツ:自分の作品やサービスに、オリジナル曲を添える
- 音楽系チャンネルの素材:BGMチャンネルなど、音楽そのものを発信する用途

SUNOのよくある質問(FAQ)
Q. 日本語の歌は作れる?
はい、作れます。ただし英語に比べると、発音や歌い回しに少しクセが出ることがあります。歌詞をシンプルにすると、比較的きれいに歌ってくれます。
Q. 作った曲は自由に使っていい?
プランによって扱いが変わります。商用利用は有料プランが前提で、利用範囲は規約で決まっています。大事な使い方をするときは、必ず公式の利用規約を確認しましょう。
Q. 音楽の知識がなくても大丈夫?
まったく問題ありません。むしろ知識ゼロの人ほど、その手軽さに驚くはずです。言葉で注文するだけなので、専門用語を知らなくても作れます。
SUNOを使うときの注意点
手軽だからこそ、トラブルを避けるために押さえておきたい点もあります。
- 既存のアーティスト名・曲名をそのまま指示しない:「〇〇(実在の歌手)風」のような真似を狙う使い方は、権利トラブルのもと。あくまで「やさしいピアノ」のような一般的な指定にとどめましょう
- 商用利用は必ず規約を確認:収益化・販売など本格的に使うときは、プランと利用条件を公式でチェック(2026年6月時点でも条件は変わり得ます)
- 生成物の権利の扱いはプランで変わる:無料と有料で使える範囲が違うので、大事な用途の前に確認を
- 公開前に一度聴き返す:意図しない歌詞やノイズが入っていないか、念のため確認すると安心です
難しく考えすぎる必要はありませんが、「他人のマネを狙わない」「商用は規約を見る」——この2つだけ意識しておけば、安心して使えます。
まとめ:音楽も、AI部下に任せられる時代
楽器が弾けなくても、知識がなくても、「言葉で注文するだけ」で自分の音楽が持てる。SUNOは、そんな”音楽担当のAI部下”です。完璧じゃないけれど、何度か試して選べば、十分使える一曲が手に入ります。
まずは無料で、好きな雰囲気の曲を一つ作ってみてください。「自分でも音楽が作れた」という体験は、ちょっと感動しますよ。
「他にどんなAI部下がいるの?」という方は、チーム紹介もどうぞ。

